キャリアアップ助成金

キャリアアップ助成金で、
正社員化を、採用と定着の仕組みに。

契約社員やパート社員を正社員にする取組には、キャリアアップ助成金を活用できる場合があります。

大切なのは、転換日だけを決めるのではなく、雇用契約書、就業規則、給与、正社員との違いを先に確認することです。

当事務所では、現在の書類の確認から、転換制度の追加、雇用契約書の作成、助成金申請までまとめて支援します。

雇用契約書の確認 就業規則の改定 転換制度の新設 給与の比較 助成金申請

正社員にする前に、4つを確認します

転換予定日だけでなく、転換前から適用しているルールや実際の給与を確認します。

01

これまでの雇用期間

契約社員やパート社員として、いつから働いているかを確認します。

02

雇用契約書

契約期間、社員区分、勤務時間、基本給、手当などを確認します。

03

就業規則

契約社員と正社員で、給与や賞与、退職金、昇給などが分かれているか確認します。

04

転換後の給与

正社員化後の給与が、転換前より3%以上増えるか計算します。

書類だけでなく、実際の給与や働き方も確認します

就業規則に違いが書かれていても、実際の給与や制度の扱いに差がなければ、助成金の対象として認められないことがあります。

現在の状況から、最初にすることを確認

状況に近いものを選ぶと、先に確認したい書類や時期を表示します。

この案内だけで助成金の対象可否を判定するものではありません。就業規則、雇用契約書、給与の実態を確認して判断します。

優先して確認すること

雇用契約書と就業規則を確認します

転換予定日を決める前に、契約社員として働いた期間と、正社員との給与・制度の違いを確認します。

確認したい時期 正社員化を考え始めた段階

最初に確認するもの

  • 現在の雇用契約書
  • 契約社員と正社員の就業規則
  • 入社日と契約更新の履歴
  • 直近の給与と手当

「6か月必要なルール」を正しく分けます

契約社員のルールと、正社員への転換ルールは、同じものではありません。

転換前から必要

6 か月以上

契約社員と正社員で異なる雇用条件

転換前の6か月以上、正社員とは異なる雇用区分の就業規則等が対象者へ適用されている必要があります。

違いを確認する例
  • 基本給の額や決め方
  • 昇給の有無や昇給幅
  • 賞与の対象
  • 退職金の対象
  • 各種手当の対象や金額

規則に違いがあるだけでなく、実際の給与や制度の扱いにも差があることを確認します。

転換前までに追加

PLAN → RULE → CONVERSION

正社員への転換制度

転換制度を6か月前から運用する必要はありません。キャリアアップ計画を提出した後、転換前までに就業規則へ追加します。

転換制度に定める内容
  • 正社員への転換時期
  • 対象となる社員
  • 面接や選考の方法
  • 判断に使う基準
  • 転換後の社員区分

改定後は社員へ周知し、会社の人数に応じて必要な届出を行ったうえで、規定どおりに転換します。

正社員転換制度を新しく作る場合

計画提出後に規則を改定し、実際に転換すると20万円加算

01 現在の規則を確認

既存の転換制度がないことを確認します。

02 計画を提出

正社員化の取組前に提出します。

03 転換制度を追加

就業規則を改定し、周知と必要な届出を行います。

04 規定どおりに転換

面接や選考を行い、正社員へ転換します。

正社員化コースの主な助成額

まずは、契約期間のある社員から正社員にする場合の40万円を基本に確認します。

有期契約から正社員へ

1人当たり 40万円

一般的な対象者について、正社員へ転換し、転換後6か月分の給与を支払った後に申請します。

1年度・1事業所当たり20人まで

初めて正社員転換制度を作る場合

+20万円 1事業所につき1回

一定の条件に当てはまる場合

合計80万円 40万円を2回に分けて申請

無期契約から正社員へ

原則20万円 転換前の契約状況により助成額が異なります。
3%

転換後の給与

転換前6か月より、3%以上増やします

原則として、基本給と対象となる定額の手当を使い、1時間当たりの給与を比較します。単に総支給額だけを比べるものではありません。

就業規則と雇用契約書を、実際の運用に合わせます

助成金のためだけの書類ではなく、社員へ説明でき、今後も使える内容に整えます。

転換前

現在の雇用契約書を確認

  • 契約期間
  • 社員区分
  • 勤務時間
  • 基本給と手当
  • 契約更新の有無
  • 適用される就業規則

契約書と、実際の給与・勤務内容が一致しているかも確認します。

転換時

正社員用の雇用契約書を作成

  • 正社員への転換日
  • 契約期間の定めがないこと
  • 勤務時間と休日
  • 転換後の基本給・手当
  • 昇給・賞与・退職金
  • 適用される正社員規則

転換後の条件を明確にし、本人へ説明したうえで交付します。

「契約社員」という名称だけでは足りません

正社員と契約社員の違いを就業規則等に明確にし、対象者へ実際に適用していることが大切です。雇用契約書だけに違いを書いている場合は、就業規則の整備が必要になることがあります。

正社員化を決めてから申請するまで

転換前の準備と、転換後6か月の給与管理を一つの予定表で進めます。

01

最初に

雇用条件を確認

雇用契約書、就業規則、給与、入社日、契約更新を確認します。
02

取組前

キャリアアップ計画を提出

正社員化の取組を始める前に、管轄の労働局へ提出します。
03

計画提出後・転換前

転換制度を追加

就業規則を改定し、社員への周知と必要な届出を行います。
04

転換日

規定どおりに正社員へ

面接等を行い、正社員用の雇用契約書を交付します。
05

転換後6か月

給与と勤怠を管理

3%以上の給与増額を反映し、賃金台帳と出勤簿を整えます。
06

6か月分の給与支払い後

助成金を申請

給与を支払った日の翌日から2か月以内に申請します。
転換日を先に決めてしまうと、準備が間に合わないことがあります

正社員化を考えた段階で相談すると、6か月の雇用状況、計画提出、規則改定、給与設定を順番に確認できます。

正社員化以外にも、使いやすい取組があります

契約社員やパート社員の待遇を良くする場合に、次の2つも検討します。

基本給を3%以上引き上げ

非正規社員の賃上げを支援

中小企業・1人当たり 4万円~

契約社員やパート社員の基本給を決めるルールを3%以上引き上げ、実際に改定後の給与を支払う場合に検討します。

活用を検討しやすい場面
  • 設備投資を予定していない
  • 非正規社員の基本給を上げたい
  • 給与表や時給一覧を整えたい
  • 業務改善助成金の条件に合わない

業務改善助成金とは、対象者や手続きの条件が異なります。

賞与制度を新しく導入

契約社員やパート社員にも賞与を

中小企業・1事業所当たり 40万円

対象となる契約社員やパート社員全員に賞与制度を設け、実際に賞与を支給する場合に検討します。

活用を検討しやすい場面
  • 非正規社員の定着を進めたい
  • 会社への貢献を賞与で還元したい
  • 賞与の対象者や計算方法を整えたい
  • 今後の正社員化につなげたい

制度を作るだけでなく、実際の支給と、その後6か月の運用が必要です。

当事務所の支援内容

書類を作るだけでなく、転換前後の給与と実際の運用まで確認します。

01

対象者の確認

入社日、契約期間、過去の正社員歴などを確認します。

02

雇用契約書のチェック

現在の契約内容と、実際の勤務・給与が一致しているか確認します。

03

雇用契約書の作成

転換前と正社員転換後の雇用契約書を作成します。

04

就業規則の作成・改定

社員区分、給与、昇給、賞与、退職金、転換制度を整えます。

05

計画と給与の確認

キャリアアップ計画を作成し、転換前後の給与を比較します。

転換日を決める前に、現在の規則を確認します

雇用契約書、就業規則、給与の状況を確認し、正社員化までの予定を整理します。

正社員化の準備を相談する

助成金申請支援の料金

対象人数、現在の就業規則、雇用契約書の状況を確認し、事前にお見積りします。

表示料金は税別です

労務顧問先

助成金申請報酬 受給額の20%~

給与、勤怠、雇用契約等を継続して確認している顧問先に適用します。

スポット申請

助成金申請報酬 受給額の30%

転換前からの就業規則、契約書、給与、勤怠等を確認して申請します。

  • 就業規則の新規作成や大幅な改定は、助成金申請報酬とは別料金です。
  • 雇用契約書の作成、給与計算、労働保険・社会保険手続きは、内容に応じて別途お見積りします。
  • すでに正社員へ転換している場合は、転換前の計画、規則、契約書、給与を確認して対応可否を判断します。
  • 助成金の支給可否は、労働局の審査により決まります。
当事務所の料金案内を見る →

よくある質問

転換制度を6か月前から就業規則に定める必要がありますか?

転換制度そのものを6か月前から運用する必要はありません。転換前の6か月以上、対象者に正社員とは異なる雇用区分の就業規則等が適用されていることを確認します。転換制度は、計画提出後、正社員へ転換する前までに整えます。

契約社員と正社員の違いは、何を分ければよいですか?

基本給の決め方、昇給幅、賞与、退職金、各種手当などの違いを就業規則等に明確にします。規則だけでなく、実際の給与や制度の扱いにも違いがあることを確認します。

雇用契約書に違いを書くだけでは足りませんか?

雇用契約書も重要ですが、正社員と契約社員の給与や制度の違いを就業規則等で確認できることが必要です。現在の就業規則と契約書の両方を確認します。

正社員転換制度を初めて作ると、20万円加算されますか?

正社員転換制度を新たに就業規則等へ定め、その制度に基づいて実際に正社員へ転換した場合、中小企業は1事業所1回に限り20万円加算される場合があります。

正社員にした後の給与は、いくら上げればよいですか?

転換後6か月の給与を、転換前6か月より3%以上増やす必要があります。原則として1時間当たりの給与で比較し、比較に含められる手当にも条件があります。

すでに正社員へ転換していますが、相談できますか?

相談できます。転換前の計画提出、就業規則、雇用契約書、転換前後の給与などを確認します。今回の申請だけでなく、次の対象者に使える転換制度の整備にもつなげます。

業務改善助成金が使えない場合、他の賃上げ助成金はありますか?

契約社員やパート社員の基本給を決めるルールを3%以上引き上げる場合は、キャリアアップ助成金の賃金規定等改定コースを検討できます。設備投資は必要ありませんが、対象者や手続きは業務改善助成金と異なります。

契約社員へ賞与を出す場合も助成金がありますか?

対象となる契約社員やパート社員全員に賞与制度を新しく設け、実際に支給し、その後6か月以上運用した場合に検討できます。中小企業の助成額は1事業所40万円です。

掲載している助成額や主な条件は、2026年4月8日版の厚生労働省資料を基にしています。実際の申請では、転換日や取組日に対応する最新の手引きを確認します。

厚生労働省「キャリアアップ助成金」を確認する

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正社員化を、今後も使える会社の制度に

雇用契約書、就業規則、転換後の給与を整理し、助成金申請だけで終わらない正社員転換制度を整えます。

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