那覇の事業主の皆さんがお声かけくださり、労務管理についてのセミナーを開催しました。
参加人数は15名と大入りで感激です。
それくらいニーズがあるということですね。
社会保険労務士として最初のセミナー講師業でしたが、雰囲気もよく、そんなに緊張せずに話すことができました。
タイトルは「労働・社会保険の最初の一歩」です。
おもに法人の立ち上げや人を雇う際に必要な労働・社会保険の手続きについて話しました。
法人成りしたばかりや小規模企業だと労務管理に手が回らず、法改正なども気になっても何から手をつけたら良いのか分からないという声に応えて、基本のキからはじめました。
雇い入れた際の労働条件通知書に記載する項目や、出勤簿・賃金台帳などの法定帳簿を見本もまじえながら紹介しました。
本筋ではありませんでしたが、有給を取得させる義務と管理簿の作成・保管については質問もたくさん出されました。
「年休は誰にでも発生するのか」「年休がいらないという人にも撮らせないといけないのか」「業務の繁閑に応じて休ませる場合はどうしたらよいか」
など質問が飛び交い大盛り上がりでした。
即答が難しい質問もあり、勉強不足も痛感しましたが、厳しい経営の視点を学ぶことができる熱い時間となりました。
どうしてもこういう話をしていると、法的義務を押し付けてくる耳の痛い存在として見られがちですが、法的リスクは回避しつつも、中小企業の経営に寄り添った職場環境の改善ができるような社労士でありたいと感じました。
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